さ、やってみよか

末期ガンになった主婦が幸せ感じながら生きられるようになった食や知恵をお伝えします

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私だけは大丈夫と思ってたけど、ガンになった

      2017/10/03

「私は大丈夫」と思ってた。いや、実は私『だけ』は大丈夫と思ってた。でもきっと、そう思ってる人は多い。私もあの日、倒れるまで疑わなかった。なにか大きな病気になるなんて、他人ごとでしかなかった。

 

いたって、普通に暮らしてた

故郷から私の父母を呼び寄せ、同居して数年。海があって山がある、そんな所に住むことが夢だった亡父の『最高だな!ありがと!』というセリフはベランダに出るたび聞いた。

60歳になってからの新しい土地での暮らしは大丈夫かな。そんな心配をよそに、両親は地域に馴染んでくれた。亡父などは私よりもママ友が多かった。働き始めた私のいない間、母は家事全般を担ってくれていた。

私は医療事務として、地域の総合病院で働き始めた。初めてづくしの緊張感はあった。でも、社会復帰の嬉しさや頼りにされる喜びが仕事をおもしろくさせていた。合格率0・2%の接遇試験に合格した時はかなり嬉しかった。

残業が多かった仕事帰りのある日。エレベーターにあった鏡には「え?ムンク?」っていうような私がいた。もはや、人じゃない笑。

30半ばを過ぎると、疲れもクマも取れないのは当たり前。CMで流れる「だるおも~」なんてセリフは、私のことだと思ってた。

身体を休めたくても、休めない。仕事を休みたくても、休めない。家事は母が手伝ってくれるけれども、仕事じゃなければ私がするから結局、休めない。

子どもたちの習い事、土日にも用事は入る。マッサージや足つぼをしても、疲れは取れなかった。でも、これはいたって普通な暮らし。みんなしてること。


父がガンになる

気づけば、子供たちはいつの間にか小学校高学年。生活もちょっと落ち着いてきた。職場も近くの調剤薬局に変えた。

そんな頃、父にガンが見つかった。食道がんだった。お酒とたばこで作ったと一目瞭然だったけど、手術はできないと知った時は途方にくれた。

うろたえる母に代わり、病院にはすべて付き添った。入院している時もできる限り、私が動いた。不安でイライラが募る父は母に当たりまくるからだ。

そんな暮らしは正直しんどかった。仕事に家事に病院にやることだらけで、目が回る。まるで、暴走列車に乗っているような感覚の日々だった。

おまけに私もガンになる

忙しい日々が半年ほど続いた春。胃の付近に違和感があった。のどがつっかえる感じも取れない。逆流性胃腸炎ではない、と診断されるけどなにも変わらない。

季節が夏になり、咳が出始め、背中に鈍痛。咳ぜんそくの治療を続け、止まらない咳に辟易していた秋。突然、夜中の激しい頭痛に襲われた。

痛すぎて吐くなんて初めてだなあ、なんて思ったトイレから這い出し、夫を起こした直後、意識不明になった。担ぎ込まれた病院で脳腫瘍が見つかった。肺腺ガンの脳転移とわかった。当時、3ヶ月もつかと言われてしまう。

私は大丈夫って思ってる時点で大丈夫じゃない

一言でいえば『過信』してた。私は大丈夫って思ってた。だから、ガンになった。

これくらい、なんてことない。ちょっと忙しいだけ。疲れが取れないけど、そんなもの。「あー!よく寝た!!」って、どんなのか忘れたけど、そんなもの。

私は大丈夫。まだ動けるし、やらなきゃいけない。休んじゃいけない。がんばらなきゃ。

私は大丈夫。大丈夫って、言い聞かしてる時点で大丈夫じゃない。

交感神経バリバリで、気は休まらず、ストレスホルモン出まくり。消化器官が動かないから、栄養が消化吸収できない。

ストレスでしんどくて、甘いものやカフェインなどのドーピングを身体が欲しがる。

しっかり眠れないから、さらに交感神経に傾く。活性酸素も出まくりで、細胞はガタガタ、どんどん錆びる。

かなり省くけど、おそらく人はこうして大なり小なり、病になる。

今、私の周りでこんな感じの方が増えている。病はなってからだと、立ち直るのに時間とお金が本当にかかる。大きく傾く前に、どうか少しの傾きのうちに気付いてほしい。

大丈夫って言ってないで、今のうちに手を打ってほしい。いらんプライドは捨てて、なにをしてでも身体を守ってほしい。勇気を持って、身体を休ませてほしい。

がんばり屋さんへ。命がかからないとわからなかったおバカな私からのお願いです。

 - ガンのこと, 日記

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