さ、やってみよか

末期ガンになった主婦が幸せ感じながら生きられるようになった食や知恵をお伝えします

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がんの生存率は結局五分五分なんじゃないかな

      2017/11/12

ガンになるといつまで生きられるのか?とか、これからどうなるの?とか混乱すると思う。

いきなり、生死が目の前に来るから戸惑いは隠せない。

私は肺腺がん脳転移ステージⅣ5年生存率・5%未満

知ってしまった時は無邪気に流れるテレビ番組『ミ○ネ屋』を少し恨んだ。

『おねえ、絶対、病気のことは調べるなよ』と弟に言われたから、素直に守ってたのに。ステージ4の肺がんの5年生存率

引用:主な疾患の解説【神奈川県立がんセンター呼吸器グループ】

見るなと言われてる時点でやばいんだろうなあ、とは思ってた。

普通は見たらあかんと隠されることって、余計に知りたくなるものだけど、さすがに怖くて調べられなかった。

低空飛行を示すグラフを見た時は『なんで、末期になるまで気付かなかったんだろう』と自分を責めた。

完治は難しいけど、医療は日進月歩

脳腫瘍の摘出手術を受けた後、亡父と同じ病院にお願いをし転院させてもらった。

父の主治医がとても信頼できる方だったこと、父の付き添いで私が顔見知りだったこと、離れた病院だと家族が大変だから。

信頼できる主治医と治療に向かう力は大きい。まずは治療に先駆けて、ガンのタイプを調べることになる。

次の主治医が尽力してくれたおかげで、前の病院で提示されていた気管支鏡検査を受け直すことなく済んだ。

摘出した脳腫瘍の検体を使うことで、調べることができたのだ。

一番苦しかった検査だから、心底ほっとした。検査はひとつでも少ない方がいい。

結果を待つ間のドキドキソワソワや、つい強がってしまう力を使わなくてすむから。

だけど、信頼をおく主治医からでも、私の現状を聞く時には怒りに似た感情が湧いた。

受け入れるしかないのに、受け入れられない。どうしたらいいのか、わからなかったからだと思う。

『縦節リンパに大きく広がり、左下肺と心臓の裏側にある原発巣、再発しやすい脳。完治は難しいが、延命はできる。今の治療は日進月歩だからね。』

主治医から出る言葉は録音した。少しでも希望の言葉を見つければ、そこだけ繰り返し聞いた。まるで、天から垂らされるクモの糸をたぐるようだった。

生存率の罠

この生存率という数字に罠があると思っている。自分も95%になるんじゃないかと無意識のうちに囚われやすい。

だから、生き残れるかもしれない5%という数字に絶望した。ほぼ、アウトやんかと拗ねた。

過去のたくさんのデータから取った統計を信じないわけではないけど、でも実は、そこに自分があてはまるとは限らない。

100人中5人は生き残れる。数が多い95人になりそうな気もする。

でも、5人に入りたい。そんな願いや執着は当然生まれる。

でも、たった5人。入れないかもしれない、と思う。だから、拗ねるし絶望する。

でも、ここで意識を置いて欲しいのは、実は生存率がどうであれ、とりあえず『自分にとっては』生きるか、死ぬか、どちらかしかないということだ。5%じゃなくて50%なのだ。

まだ生きてるのに『死ぬこと』に意識が捕まってることに気付くこと。

生きてるのに、うっかり自分から死んではいけない。これはガンになって落ち込む時全般に言えると思う。

生存率とか奏効率とか意識しても無駄だったし、やる前から諦める人も多い(←これが一番弱るし、力を奪うと思う)。

入院中には拗ねたおじさんによく出会った。アボカドやゆで卵を食べる私に「俺達は、どうせ延命治療にしかならないんだから。おたくは若いのに、気の毒だねえ(笑)」とか言ってきた。

「俺達って、仲間にせんとってー。」と返事をしてスルーしておいた。

なんでも五分五分

どんな治療でも私にとっては、五分五分だから、生存率も私は50%。

ってことは、がんになる前と同じじゃない?そう気付いた私にとって、生存率の価値観は低くなった。

医療での治療方法は探さず、プロである信頼できる主治医に任せている。

私ができることは私の身体で起きた責任をとること。そして、死ぬまで生きるために身体やココロと向き合い、人生を満喫すること。それしかない、と思っている。

 

 


 - ガンのこと,

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