さ、やってみよか

末期ガンになった主婦が幸せ感じながら生きられるようになった食や知恵をお伝えします

*

今を感じながら生きることしかないな

   

ガンセンターに初めて入院した時、私はテラスで一人ヨガもどきをしていた。ベットの上で寝てばかりだと体力が落ちる、それが嫌だったから。

そんな時、同じくテラスに散歩にきていたUさんが声をかけてくれた。Uさんは私よりも一回りほど上の女性なのに、キラキラした少女みたいな瞳をしたサザンが好きな穏やかな人だった。

同じ肺腺ガンで、ほぼ同時期に発症。話が合わないわけがなかった。

私があちこちに行って見つけてきたことを面白がって聞いてくれたり、ガン女子会を始めた時には参加してくれたり。私の初めてのガン友達だった。

そのUさんが闘病生活を終えた、と今朝連絡を頂いた。

「最近、どうしてるかな」「外来で会わないから、顔のぞきに行こうかな」そう思ったのにメールも電話もしてなかった。

「また会える」そう思ってた。「どうしてるかな」と思った時に電話をして声を聞けばよかった。声を聞いたとしても何も変わらないけれど、でもやっぱり話をしたかった。その時は戻らないって、知ってるのに。

生き残っている私は、どこかで罪悪感みたいなものを感じている。でも。それは偽善みたいなものだともわかっている。

私のガンのタイプに治療法が見つかっていることは、現代医療の発展のおかげだし、その恩恵にあやかることに何の罪もない。

おかげでなんと、先日からフルタイムの仕事に転職もできた。まさか、ガンになってから正社員になる日がくるとは思ってもいなかった。主治医も「他の患者さんにも良い報告ができる」と喜んでくれた。

入職の際に行った健康診断には、「肺腺がん加療中・就業可能」の文字。不思議な気持ちだ。

ガン友がお空に帰るたびに思う。死なないために生きる、んじゃなくて、今、何を感じて生きてるのかが大事、だよなって。

私は「そりゃ幸せだっただろ!」って残された子どもたちが思うように、今を生きる。それが私の愛し方だし、守りたいものを守るために毎日元気に働けて、本当に幸せだ。

お孫ちゃんが書いた絵を見て微笑んで、眠るようだったというUさん。お疲れ様でした。私も孫のお世話をして、さらに欲張って、孫の結婚式も見てからそちらに帰るから。

 - ガンのこと

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